富田りさっぴの泥酔日記

べろんべろんで各日記

相談されやすい人間のトホホ話

以前から、そんな気配はありました。でも相手に悪いなと思って、ぐっと我慢していました。我慢が出来たんです。でも、最近は・・・。男性からの相談を受けると、ヤメテーッ!と逃げだしてしまうようになってしまったのです。
私は小さい頃から、相談をよくされる人間でした。仲良しの友人はもちろん、それほど仲良くしていない人まで、私に負の感情を吐露していくのです。あまりに重い話だと、私まで感情を背負ってしまうこともありました。まるで当事者になったかのように、問題解決のための方策を考えてしまうのです。でも、相手が女性であれば、どことなく肩の力を抜いて話せますし、共感も出来ます。ただ、男性から相談をされると、どうも逃げたくなるんです。
原因として、第一に父の存在があります。父は人に相談したり、弱音をはくことのない人で、男性とはかくあるべきという考えが私の中に根付いているのです。しかし、世の中にはそうでない、女性に近い考えの男性もいます。誰かに相談せずにはいられない、弱音をはかずにはいられない。父とは正反対の存在です。
心のどこかで、お父さんはもっと強い人だったのに君たちはなんだ、という怒りのようなものを感じているのかもしれません。でも、世の男性は当然ながら父ではないですし、頼ってもらえることは人として光栄なことだとも思うので、人から相談されると逃げたくなる自分は、なんてヒドイんだろう、とも思います。
そんな善と悪の感情で揺れている間にも、また年下の男性から相談を受けました。恋愛相談です。私なら、女性に恋愛相談している男性を好きになる女性は、あまりいないんじゃないかなあと思います。よく、女性は話を聞いてほしいだけで問題解決を望んではいないと言いますが、最近は男性もそうみたいです。問題解決のための提起をしても、自分の感情の吐露にすり替わっていきます。こうなるととても疲労を感じます。一生懸命考えている自分はいったい何をしているんだろう・・・と、とてもへこみます。男友達が出来たときは、うれしいのですが、距離を詰めすぎないように注意しています。好きになったり、なられないようにではなく、むやみに相談されないように・・・。